消費税の端数処理
消費税を計算したとき、1 円未満の端数が出ることがあります。その端数をどう処理するかを組織単位で設定できます。
設定する場所
管理 → 組織設定 の「見積作成設定」にある「消費税の端数処理」で選び、「変更を保存」を押します (管理者だけ)。
3 つの処理方法
| 設定 | 動作 | 例: 税額 ¥1,000.4 のとき | 例: 税額 ¥1,000.6 のとき |
|---|---|---|---|
| 切り捨て(既定) | 1 円未満を切り捨て | ¥1,000 | ¥1,000 |
| 四捨五入 | 0.5 以上は繰り上げ | ¥1,000 | ¥1,001 |
| 切り上げ | 端数があれば必ず繰り上げ | ¥1,001 | ¥1,001 |
会計慣習として 切り捨て が一般的で、迷ったらそのままで問題ありません。
端数が出る例
税抜 ¥10,001 × 標準税率 10% の場合:
税額計算: ¥10,001 × 10% = ¥1,000.1
端数 0.1 をどう扱うかが設定によって変わります。
| 設定 | 税額 | 税込合計 |
|---|---|---|
| 切り捨て | ¥1,000 | ¥11,001 |
| 四捨五入 | ¥1,000 | ¥11,001 |
| 切り上げ | ¥1,001 | ¥11,002 |
マイナス(値引き)の場合の挙動
値引きや変更見積でマイナス税額になる場合も、設定に応じて適切に処理されます。「切り捨て」ならゼロに近い方向(マイナス側では大きい数)に丸めます。
| 設定 | 計算: ¥-1,000.1 | 結果 |
|---|---|---|
| 切り捨て | ゼロ側に切り捨て | ¥-1,000 |
| 四捨五入 | 0.5 以上で繰り上げ | ¥-1,000 |
| 切り上げ | 絶対値が増える方向 | ¥-1,001 |
設定変更の影響範囲
- 設定変更は これから作成・編集する見積から反映 されます
- すでに 確定済み の見積は、作成時の端数処理がそのまま保持されます
- 下書き中の見積は、再編集時に新しい設定が適用されます
インボイス制度との関係
ソクミツでは「税率ごとに 1 回だけ端数処理する」というインボイス制度の基本ルールに従っています。端数処理は税率ごとの合計に対して 1 回だけ適用されます(行ごとに毎回処理する旧式ではありません)。
詳細は 適格請求書 (インボイス) の税計算 をご覧ください。