商品の税種別ポリシー
商品マスタで選べる「税込 / 税抜」(外税 / 内税) を、組織全体で制限する設定です。管理者が設定します。
設定する場所
- 管理 → 組織設定 を開く
- 「商品マスタ設定」の「商品マスタの外税/内税」で選ぶ
- 「変更を保存」を押す
税込 / 税抜 (外税 / 内税) とは
商品の価格を、税抜で持つか税込で持つかの違いです。商品の画面の「税込 / 税抜」で、「税抜価格」か「税込価格」を選びます。
| 種類 | 価格 ¥10,000・税率 10% の商品 1 つだけの見積 |
|---|---|
| 税抜価格(外税) | 税抜 ¥10,000 + 消費税 ¥1,000 = 合計 ¥11,000 |
| 税込価格(内税) | 合計 ¥10,000 (うち消費税 ¥909、税抜 ¥9,091) |
内税の消費税は ¥10,000 × 10 ÷ 110 = ¥909.09… を端数処理して ¥909、税抜は ¥10,000 − ¥909 = ¥9,091 です。税抜と消費税を足すと、いつも入力した税込の額 (¥10,000) になります。
同じ「¥10,000」でも合計が変わるので、商品を登録するときはどちらで入力するかに気を付けてください。
非課税・不課税の商品 (税率 0%) では、「税込 / 税抜」の欄は表示されません。
3 つのポリシー
| 設定 | 商品の画面の「税込 / 税抜」 | 向いている組織 |
|---|---|---|
| 外税のみ(推奨) | 「税抜価格」だけ (変えられない) | 価格表が税抜。予算枠タイプのオプションを使う |
| 内税のみ | 「税込価格」だけ (変えられない) | 価格表が税込 |
| 外税と内税の両方を使う | 商品ごとに選べる | 税抜と税込の商品が混ざる |
「内税のみ」の組織では、新しく作る商品と値引きの行が、はじめから税込になります。
「外税のみ」がおすすめな理由
- 予算枠タイプのオプションには、税抜(外税)の商品しか追加できません。予算枠タイプのオプションを含むオプションセットを税込の商品に付けることもおすすめしません
- 見積が税抜だけなら、合計欄が「小計(税抜)」「消費税」「合計(税込)」のシンプルな形になります
外税と内税が混ざる見積
「外税と内税の両方を使う」組織では、1 つの見積に税抜の商品と税込の商品が混ざることがあります。このときも、消費税は税率ごとに 1 回だけ計算します。
例: 祭壇 ¥100,000 (税抜・10%) と 供花 ¥60,000 (税込・10%)
外税分の税 ¥100,000 × 10% = ¥10,000
税込の対象額 ¥100,000 + ¥10,000 + ¥60,000 = ¥170,000
消費税額 ¥170,000 × 10 ÷ 110 = ¥15,454.54… → ¥15,454
税抜の対象額 ¥170,000 − ¥15,454 = ¥154,546
合計(税込) ¥170,000
画面と PDF の合計欄は次のようになります。
| 行 | 金額 | 意味 |
|---|---|---|
| 小計 ※1 | ¥160,000 | 税抜の商品は税抜、税込の商品は税込の金額をそのまま足したもの |
| 消費税 ※2 | ¥10,000 | 税抜の商品の消費税だけ |
| 合計(税込) | ¥170,000 |
その下の税率内訳には、税込の商品も含めた「消費税 10% 対象(税抜) ¥154,546」「消費税(10%) ¥15,454」が出ます。計算の詳細は 適格請求書 (インボイス) の税計算 をご覧ください。
- プランの中のオプションの税込 / 税抜は、親の商品 (プラン) に従います。オプションの商品が税込でも、税抜のプランの中では税抜として計算します
設定を変えたときの影響
- 登録済みの商品の税込 / 税抜は、設定を変えても書き換わりません。制限から外れる商品 (例:「外税のみ」にしたときの税込の商品) も削除されずに残ります。次にその商品を編集するときに、許可された種類に切り替える必要があります
- 作成済みの見積は変わりません。見積の明細には、作成したときの税込 / 税抜が保存されています