カスタム帳票
標準の見積書・請求書のほかに、自社の様式の見積書・契約書・約款・施行指示書などを作り、見積や案件から PDF で出せます。この記事では、帳票の作り方 (AI での取り込みを含む)、編集と公開、出し方、出力した帳票の履歴を説明します。
帳票を作る・直す・公開するのは 管理者 です。公開した帳票を出すのは、管理者・担当者のどちらもできます。
画面上の「案件」は、組織の設定によって「施行」など別の呼び方になっていることがあります。
カスタム帳票の画面
上のメニュー「管理」→「カスタム帳票」を開くと、帳票の一覧が表示されます。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| 帳票名 | 例: ご葬儀見積書 |
| 種類 | 見積書 / 請求書 / 注文書 / 契約書 / 約款 / その他 |
| 出力先 | 見積の印刷メニュー / 案件の帳票メニュー |
| 状態 | 「下書きのみ」「v1 公開中」「v1 公開中・未公開の変更あり」「無効」 |
行の右端の「⋮」から、「編集」「複製」「既定にする」「無効にする」「削除」ができます。無効にした帳票は印刷メニューから消えます (「有効にする」で戻せます)。削除は取り消せません。
帳票を作る
作り方は 2 つあります。
- 新規作成: 組み込みのひな形 (または空の状態) から作ります
- 既存の帳票から作成 (AI): 今お使いの帳票のファイルを AI に読み取らせて作ります
ひな形から作る
- 「新規作成」を押します
- 次を選びます
- 帳票名
- どの画面から出す帳票ですか?: 「見積から出す」か「案件から出す」 (下の表)。作成後は変えられません
- 帳票の種類: 見積書・請求書・注文書・契約書・約款・その他
- ひな形: 「見積書(標準)」「契約書(ひな形)」「施行指示書(ひな形)」、または「空のテンプレート」
- 「作成して編集」を押すと、編集画面が開きます
| 出力先 | 並ぶ場所 | 使える内容 |
|---|---|---|
| 見積から出す | 見積の詳細画面・見積確認の画面の「印刷」 | 宛名・明細・合計・署名など、見積 1 件の内容すべて |
| 案件から出す | 案件の詳細画面の「帳票」 | 案件の情報と、その案件の見積の一覧 (見積 1 件の明細・合計・宛名は入れられません) |
「帳票の種類」で変わるのは、AI が作るときの組み立て方 (契約書なら記名押印欄など) と、請求書を公開するときの確認だけです。出力先や見た目は変わりません。
今お使いの帳票から作る (AI)
今お使いの見積書・契約書などのファイルや、紙の帳票をスキャン・撮影した画像から、AI がレイアウトを読み取って下書きを作ります。読み取るのは枠組みと項目名だけで、中に書かれている実データは取り込みません。
- 「既存の帳票から作成 (AI)」を押します
- ファイルを選びます (Excel (.xlsx)・PDF・Word (.docx)・画像 (PNG・JPEG)。15MB まで)
- 帳票名、出力先 (「どの画面から出す帳票ですか?」)、帳票の種類、用紙サイズ (A4・A4 横・A3・A3 横・B5・B5 横・レター) を選びます
- 「取り込んで下書きを作成」を押します
取り込みには 30〜90 秒ほどかかります。画面を離れても取り込みは続きます。終わると、項目の対応を確認する画面になります。
- ソクミツの項目に当てました: 帳票の欄に、ソクミツのどの項目を差し込むかを AI が当てたものです。「要確認」は意味から推測したものなので、違っていればチェックを外してください (その欄は空欄に戻ります)
- 当てはまる項目が無く、空欄にしました: ソクミツに無い項目です。チェックしたものは カスタム項目として作られ、帳票の欄に差し込まれます。見積・案件の入力画面にも追加されます
「N 件を作成して反映」(または「選んだ内容を反映」) で反映するか、「そのまま編集へ」で編集画面に進みます。
個人情報の取り扱い: ファイルの文字に含まれる顧客名・住所・電話番号などは、AI に渡す前に伏せ字にし、できあがった帳票からも取り除きます。ただし 画像は伏せ字にできない ため、写っている内容がそのまま AI に送られます。画像で取り込むときは、個人情報が写っていない帳票 (空の様式・見本) を使ってください。PDF は見た目を正確に読むためにページの画像も送ります。個人情報が写っている PDF では「ページ画像を送らない」を選んでください (再現の精度は下がります)。
PDF は最初の 4 ページまでを読み取ります。
帳票を編集する
一覧で帳票の「⋮」→「編集」を押すと、編集画面が開きます。左が「AI に頼む」、右がプレビューなどのタブです。
AI に頼む
右のプレビューを見ながら、変えたいことを日本語で入力して送ります。例:
- 「ロゴを右上に大きく表示して」
- 「宛名の下に故人名と宗派の欄を追加して」
- 「明細の下に『お支払い条件』の注記を入れて」
1 回ごとに帳票が直り、プレビューに反映されます。気に入らなければ、言い直すか、前の状態に戻してください。
右のタブ
| タブ | できること |
|---|---|
| プレビュー | 帳票の見た目を確認します。「プレビュー」(速い表示) と「PDF」(改ページまで実物どおり) を切り替えられます。サンプルデータか、実際の見積・案件を選んで表示できます |
| コードで表示 | 帳票の中身を直接編集します (細かく調整したいときだけ。ふだんは「AI に頼む」で十分です) |
| 差し込める項目 | 帳票に差し込める項目の一覧です。カスタム項目 も「カスタム」の印付きで並びます |
| 画像 | ロゴ・印影などの画像を登録して、帳票に追加します (PNG・JPEG、1 枚 5MB まで、組織で 100 枚まで) |
| 設定 | 帳票の種類、書体 (ゴシック / 明朝)、説明、PDF のファイル名 の付け方 |
保存と履歴
編集した内容は 自動で保存 されます (画面上に「〇〇:〇〇 に保存」と出ます)。保存した内容は 下書き で、公開するまで印刷メニューには出ません。
右上の「履歴」で、これまでの編集の履歴 (自動保存のたび) と公開したバージョンの一覧を見られます。「この状態に戻す」で、好きな時点の内容に戻せます。
公開する
- 編集画面の右上の「公開」を押します
- 必要なら「変更メモ」を入力します (例: 宗派・式場の項目を追加)
- 「公開」を押します
公開すると、すぐに見積の「印刷」、または案件の「帳票」に並びます。公開するたびにバージョン (v1、v2 …) が増えます。前の形に戻したいときは、「履歴」の「公開バージョン」で戻したい版の「下書きに戻す」を押してから、もう一度「公開」します (未公開の編集は失われます)。
公開したあとに編集した内容は、もう一度「公開」するまで印刷メニューには反映されません (一覧の状態が「公開中・未公開の変更あり」になります)。
種類が「請求書」の帳票は、公開するときに、インボイス制度の要件 (税率ごとの内訳・登録番号・明細) を満たしているかを確認します。
帳票を出す
| 出力先 | 出し方 |
|---|---|
| 見積から出す帳票 | 見積の詳細画面・見積確認の画面の「印刷」→「カスタム帳票」の下の帳票名 |
| 案件から出す帳票 | 案件の詳細画面の「帳票」→「案件の帳票」の下の帳票名 |
案件の詳細画面の「帳票」には、見積から出す帳票も「見積の帳票」として並びます。案件に見積が複数あるときは、どの見積で出すかを選びます。
iPhone / iPad アプリでは、見積の詳細画面と案件の詳細画面から、公開済みの帳票を出せます。
標準の見積書・請求書の出し方は PDF を出力する を見てください。
出力した帳票 (履歴と保存版)
案件の詳細画面の「出力した帳票」に、その案件と、案件に紐づく見積から出した帳票の履歴が並びます (カスタム帳票も標準の帳票も)。いつ・誰が・どの帳票を出したかが分かります。
「開く」を押すと、出したときの PDF そのもの (保存版) が開きます。あとで見積や帳票を直していても、お客様にお渡ししたときの内容を確かめられます。
2026 年 9 月 17 日より前に出した帳票は PDF が保管されていないため「PDF なし」と表示されます。今のデータでもう一度出すときは、「印刷」や「帳票」から出し直してください。
案件に紐づいていない見積から出した帳票は、今のところ画面で履歴を見る場所がありません。
AI 機能とプラン
「既存の帳票から作成 (AI)」と「AI に頼む」は AI 機能です。
- ご契約のプランによっては使えません。使えないプランでは、ボタンが押せなかったり、「ご契約のプランでは AI 取り込みをご利用いただけません」と表示されたりします。プランの違いは「管理 → プランとお支払い」のプラン選択の画面で確認できます (プラン一覧と料金)
- AI 機能には 月ごとの利用枠 があります。枠は、商品表の AI 取り込みなど、ほかの AI 機能と共通です。使い切ると「今月の AI 利用枠を使い切りました」と表示され、次のリセット日 (契約の更新日を基準に 1 か月ごと) まで使えません。使った量は「管理 → AI 利用状況」で確認できます (AI 利用状況)
AI 機能を使わなくても、ひな形から作って「コードで表示」で直せば、カスタム帳票は作れます。